今年になってワンちゃんを触ってて、鼠径ヘルニアを3わん見つけた。

マッサージをしていると体の隅々まで触るので
気になる膨らみやイボがある場合は飼い主さんに伝えています。
今月もわんフレンズさんでワンちゃんを触らせてもらったとき
「ん?」
と思う膨らみ。 停留陰嚢ではないか確認して飼い主さんの手で納得していただきました。

まだ、痛みがなかったので治療(手術)は
負担が軽くてすみます。

マッサージをお薦めするひとつに
愛犬の体調の変化に気づく!
を掲げていますが、お役にたった良い例です。

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犬にもある!鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)

鼠径(そけい)というのは足の付け根のことで、
ここの皮膚の下に膀胱や腸といった内臓が飛び出す(ヘルニア)の事を
鼠径ヘルニア(そけいヘルニア)と言います。

詳しく知りたい方は⇒犬の病気辞典★

鼠径(そけい)ヘルニアが起こると、内臓が飛び出しているわけですので、膨らんできます。

トリミングやマッサージで、愛犬の体の変調に気を配っておけばすぐに発見できるでしょう。
動物病院に行く機会に獣医さんに見てもらった方がよいでしょう。

◆犬の鼠径(そけい)ヘルニアの症状

犬の鼠径(そけい)ヘルニアが起きると、内臓があるべき場所から逸脱してしまいます。
触ってみると膨らんでいる、見ただけでもわかる場合もあります。

◆犬の鼠径(そけい)ヘルニアの原因

犬の鼠径(そけい)ヘルニアの場合は、先天的なものが多いようです。
骨格的にも、人間よりも犬の場合は背骨から臓器が吊り下げられていますので、
少しでも骨格にゆがみがあると、重力で飛び出しやすいのです。
食事をした後は、腹圧が高くなるので激しい運動をしないことも予防の一つです。

マッサージレッスンではタッチして
愛犬の体調チェックをてのひらで体験していただきます。
健康管理のコツをお伝えします。