びわの葉温灸は体に良いということは
皆さま良くご存知ですよね。
WON-P冬の愛犬ケア
講座の中で
『びわの葉 こんにゃく温湿布』
をご紹介しています。
喜びの感想を頂いたので
わんちゃんの下肢麻痺で悩まれている飼い主さんのお役に立てればと
ご紹介します。
シュート君。スポーツドッグで活躍していたとてもアクティブなワンコでした。
ヘルニアを発症して 手術を受けて回復した時期があったのです。
最近になり、右後足の麻痺が進み
肉球・爪をつねっても 感じなくなっているということで
シュート君向けのマッサージと温灸を当てるツボをお伝えしました。
当日の夜のメール
「先生、シューの右足の指先、
めっちゃ力強く抵抗しています!!」
「やったー!! うれしい」
もっとしたら、もっとしたら、もう少ししたら・・・って思っていたけど
過剰になってもと止めました。 また、あすの楽しみにおいておきます。
↑ そうなんです。
頑張りすぎない!というのもドッグマッサージでは大切なことですよ。
嬉しそうな顔のシュート君
あ~ぁ 気持ちいい
体が温まって熟睡。誰も起さんで
って心の声が聞こえてきますね。
「こんばんは♬
今日で5日目
まだ立てたりしないけど
右足の爪の刺激に対して逃げる力が明らかに強くなりました。
些細なようですが大きな変化です」
温灸は気持ちがいいのですが、煙があり苦手な子、緊張する子がいるので
今回のこんにゃく!はお勧めです。
是非、飼い主さんと一緒に試してほしい民間療法です。
こんにゃくのホカホカ感はクセになりますよ。
【こんにゃく温湿布】
家庭でできる簡単な自然療法の代表格です。 (こんにゃく100円くらいでスーパーに売ってますものね)
◆◆用意する物:びわの葉とこんにゃく
①水を入れた鍋にこんにゃくを投入し、煮立たせます。
芯まで暑くなるようにそのまま10分ほど煮立てます。
②こんにゃくを取出し、タオル2~5枚(暑すぎないように調整します)で
こんにゃくを包み温めます。
こんにゃくは1回煮立たせるだけで30分位温かさが保持します。
タオルをツボの位置の上に敷いて、温湿布を行います。
※意外に暑いので飼い主さんが体感した後、様子を見ながら愛犬には1箇所を3分まで 火傷に注意してください。
③びわの葉があれば、つるつるとした面を体に当てて、その上からこんにゃく温湿布すると
アミグダリンという成分が体内に浸透していきます。
腰周り(万病に効くツボ、百会・命門・腎兪に当てます)
身体が、ほんのりと暖かくなっていましたら、完了です。
また、皮膚をピクッと動かす時がありますが
愛犬が嫌がるようなときには終わってもかまいません。
注意!・・・食後すぐは、温灸を行わないように!
愛犬が病気になった! 獣医師に診察してもらった後、家庭で何かできることは?って思われましたらWON-Pにご相談ください。